胎教って意味ないんでしょうか?
お腹の中の赤ちゃんに何かしらのプラス効果があればいいなと思って試している人や、夜泣きしない子になる・育てやすい子になるという噂を信じて試している人もいると思います。
実際のところはどうなんでしょうか。
胎教は効果なしって聞いたこともあります。本当だったらショックですよね。
そこで今回は、胎教は意味があるのかないのか、ということについてお伝えしていきます。
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胎教は意味ないの?
胎教をして、出産・子育てをした人で、
胎教は意味がある(と思う)という人は、子供の行動に何かを感じたとか、期待と一致したという経験があることが多いです。
例えば、
聞かせてた音楽や歌が好き
他の子よりも言葉を話すのが早い
英語に抵抗がない
特定の子守歌だけ効果がある
特定の絵本を読むと泣き止む
夜泣きしない
などです。
確かに、何かしら思うところがあれば「胎教のおかげかな」と思いますね。
ただ、これらが本当に胎教の効果かどうかはわかりません。
胎教の効果だと言い切るなら、同じ子供で、胎教した場合と胎教してない場合を比べないと分からないですね。
でも、比べることは不可能です。
とは言っても、
聞かせてた音楽や歌が好きとか特定の子守歌だけ効果があるとかは、あってもおかしくない話と考えられますよね。
素人目線では、
「子供が何かを覚えている」というのは納得しやすいです。
「子供の能力が高まる」系の話になると、う~ん…という感じです。生まれてからの環境の方が圧倒的に影響することなので。
あと、夜泣きしないとか育てやすい子になるとかは、胎教が関係してるとは考えにくいです。
わかっていること
胎児については
・音が聞こえる(5か月頃)
・脳が作られて記憶力が備わる(6か月頃~)
ことが分かっているようです。
他にも、
・20分~40分おきに、寝たり起きたりを繰り返す
といったことも。
ただ、音はちゃんと聴こえるというわけではありません。
水の中だし、心臓の音や血流の音、消化音などが大きいからです。でも、お母さんの声は届きます。体内に響くのでよく聞こえるんですね。
お母さんの声は特別です♪
音楽などをある程度ちゃんと聴かせたいならおなかのすぐそばで聴かせないとダメだし、胎児が寝ているときは邪魔になってるかもしれませんね(笑)
成長過程で音が聞こえて記憶力が備わるということは、話しかけたり音楽を聴かせたりすることで赤ちゃんに刺激を与えることができるということ。
何かしらの意味があると考えられますね。
では、どんな意味・効果があるんでしょう?
胎教をする意味とは
そもそも胎教をする目的は何でしょうか。
賢い子に育ってほしいから?
育てやすい子になってほしいから?
確かにそうなってくれれば嬉しいですが、胎教にそこまでのことを期待するのは無理があります。
(胎教のおかげだという証明もできません。遺伝・個性・環境(育て方も)などが大きな要因なので)
では胎教をする意味は何なのか。
それは、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみ、発育を促すことだと思います。
まず、妊婦さんがリラックスできていることが大事です。それは胎児に伝わりますので。
そして、たくさん話しかけてあげること。
何かの効果を期待するよりも、コミュニケーションそのものを楽しむことが妊婦さんにとっても胎児にとっても良いことです。
オマケとして、産後の育児に良い影響があればいいなと思っておくくらいがgoodです。
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音楽や絵本は意味・効果がある?
これまでのことから、
音楽を聴かせることや絵本の読み聞かせは、胎児に刺激を与えると考えられます。
お母さんの声が一番届くので、
話しかける
歌を歌う
絵本を読む
などを、楽しんでみてください。
もしかしたら、その歌が最高の子守歌になるかもしれないし、その絵本を読むことで泣き止むことがあるかもしれません。
おわりに
胎教は意味・効果があるのか、についてお伝えしました。
胎教については分からないことも多いですが、子供の性格がどうなるとか、能力がどうなるとか、そんな効果は期待しない方がいいです。
ただ、音によって刺激を与えられることは間違いないので、最初に挙げた
聞かせてた音楽や歌が好き
他の子よりも言葉を話すのが早い
英語に抵抗がない
特定の子守歌だけ効果がある
特定の絵本を読むと泣き止む
というのは、あり得ることだと分かりました。(極端な例だとは思いますが)
でも、別に胎教ってしなければいけないものではありません。
そもそも妊婦さん自身がリラックスできて妊婦生活を楽しめていれば、それ自体が胎教になってると言えます。
また、胎教の本を読んだりして、アレもしないとコレもしないとと考えることは、逆にストレスになってしまうこともあります。
気楽に楽しく話しかけてあげる。それが一番だと思います♪