打ち水が逆効果になる?正しいやり方で効果を高めよう!

打ち水

打ち水をすると涼しくなる…と思いきや、逆効果になることがあると聞きました。

本当にそんなことあるんでしょうか。

打ち水にすごく効果を期待している人はいないでしょうけど、ちょっとでも暑さがマシになると思って打ち水をするはずなので、逆効果だったらショックです。

そこで今回は

・打ち水が逆効果になるとは?
・打ち水の原理を理解してる?
・打ち水のやり方

ここらへんのことをチェックしてみます。

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打ち水が逆効果になる?

打ち水が逆効果に感じる状況というのは、特に「夏の暑い日、日の当たっているアスファルトに打ち水」をしたときです。

熱い地面に打ち水をした直後、地面の上は蒸気で溢れています。湿度が上がっている状態ですね。

打ち水による冷却効果 < 湿度上昇による蒸し暑さ

となります。

打ち水の効果はあるんですが、それをはるかに上回る蒸し暑さ(不快さ)のせいで、逆効果に感じる状況が作り出されているということです。

直射日光が当たっている間は常に地面が温められるので、焼石に水状態ということもあります。

また、アスファルトは土よりも保水性が低い(水を含みにくい)ので、水をためてくれず(流れやすい)、蒸発スピードが速くなります。だから土よりも不向き。

なので、夏の昼間(炎天下)に打ち水をしても効果を感じるのは難しい…それどころか逆効果に感じる場合があるということ。

逆効果になる!」ではなく、「一時的にそう感じる」です。


ただ、打ち水をして蒸気が溢れている間は暑いですが、それが風で上空に行けば涼しくなります。原理的には。

「いやいや、全然涼しくならないよ」と言いたくなる人もいるかもしれませんが、それは打ち水に使う水の量が少な過ぎることや、打ち水を行う回数が足りないことが考えられます。

もちろん気温が高すぎるという理由もありますが。

あ、

打ち水が逆効果に感じる状態っていうのは、サウナで熱い石に水をかけて水蒸気を発生させて体感温度を上げる(ロウリュってやつ)のを想像すると分かりやすいかもです。

サウナに行かない人は分かんないですね…。私もロウリュを経験したことは1,2回しかないですが。

打ち水の原理を理解している?

打ち水をすると涼しくなるのはなぜか。理解している人はすっ飛ばしてください。

打ち水の原理は

・打ち水をすることで地面に水がかかる

・その水が蒸発する
水(液体)が蒸発するときは熱が必要。水が接しているものから熱を奪って蒸発します(この熱が気化熱)。つまり、地面の熱を奪っていくということ。

・地面の温度が下がる
地面の温度が下がるので地面から出る熱が減る。いわゆる照り返し、輻射熱と呼ばれるものが減ります。なので涼しく感じます。

・地面の温度が下がれば、その上の空気も温度がちょっと下がる
当然涼しく感じる

というもの。

『水の蒸発によって(気化熱によって)地面の熱は奪われるけど、その奪われた熱は空気中に放出されるから空気は温まる。だから打ち水は逆効果』という情報があったんですが、これは間違いみたいです。

確かに、気化熱を持った水蒸気が空気中に漂っているんだから、その付近の熱エネルギーは変わらないけど、熱を放出するのは水蒸気が液化したとき。つまり水に逆戻りしたときです。

水蒸気が液化しないかぎり気化熱分のエネルギーは放出されないということです。

打ち水のやり方

打ち水 逆効果

打ち水はどのタイミングで行うといいんでしょう?

たぶん多くの人が昼間に打ち水をしようと考えると思います。暑くなる時間帯なので当たり前なんですが、それでは意味ないという意見もあります。

気温が高くて日差しが強い日中は、打ち水をしてもすぐ蒸発してしまうので、効果が見込めないというもの。

では効果が見込める時間っていつなんでしょうか。


実は、打ち水は「今この瞬間を涼しくする」というよりは、

・朝、打ち水をして地面を冷やし、昼間の温度上昇をちょっとでも抑える

・夕方、日が当たらなくなってから打ち水をして地面の温度を下げて涼しくする

というのが、本来の打ち水のタイミングと目的とも言われます。

じゃあ昼間はダメかというと、そんなことはありません。

確かに、上述したように条件によっては一時的に逆効果に感じることはあるかもしれませんが、昼間の打ち水もちゃんと効果があります。それは、打ち水の原理からも分かりますね。

言ってしまうと、朝・昼・夕すべてのタイミングで打ち水するのがベストです。ほとんどの人が無理ですが(笑)


あと、

土とアスファルトなら、土の方が打ち水の効果時間は長いです。

気化熱は水が接しているものからたえず熱を奪って蒸発しようとするので、地面が常に濡れている場所(つまり土)の方が、保水性の低いアスファルトより涼しくなります。

アスファルトにするのが無駄というわけではなく、表面温度が下がって周囲の気温を下げる効果はあるけれど、アスファルトは水を含まないので水分がすぐに蒸発してしまって効果が長続きしないよ、ということです。

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打ち水に関するアドバイス?

・打ち水は大勢で広範囲に
確かに、真夏にちょろっと試してみる程度では効果を感じるのは難しそうです。

・風通しの良いところで
風通しが悪いと蒸し暑くなります。

・日向より日陰で
日向はすぐ乾いてしまうので。

・朝や夕方に
これは先ほどの話ですね。

打ち水には土埃や埃を抑える効果もあります。

さいごに

打ち水の「逆効果になるという情報」や「原理」「やり方」についてチェックしました。

打ち水は風情を感じることもできます。風鈴と同じで、夏の風物詩ですね。

(最近は見る機会が少ないかも)

風情を感じて涼を取るというのもいいかもしれませんよ♪

近年の暑さは、そんなことで軽減できるレベルではないかもしれませんが(笑)

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