赤ちゃんに与える食べ物って気になりますよね。
これはいいけどあれはダメとかってよく聞くので、注意したいけど、たくさんあるから把握し切れません。
でも、危険な物は絶対に避けたい!
ヘタをすると命に関わるので、ある程度は知識を付けたいところですよね。
そこでこの記事では、
・赤ちゃんに与える食べ物で注意する物(危険な物)
・初めて与える時のポイント
・赤ちゃんが便秘の時
などについて、調べてまとめたので、お伝えしたいと思います。
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Contents
赤ちゃんに与える食べ物で注意する物、危険な物
ハチミツ
これは注意というレベルではなく、与えてはいけない物です。
不幸な事件としてニュースになっていた記憶があります。
ボツリヌス菌が危険なんですね。
最悪、死に至ります。
加熱してもダメです。
(100℃で6時間加熱すれば死滅する)
生もの(刺身)
生なのでダメです。
アレルギーはもちろん、食中毒や寄生虫も怖いです。
青魚
イワシ、サバ、サンマなどですね。
もっと挙げると、アジ、ブリ、ニシン、鰆(さわら)、太刀魚(たちうお)、トビウオ、etc
アレルギーが出やすいです。
赤ちゃんに食べさせるなら、離乳食完了期(1歳~1歳6か月ごろ)にした方がいいです。
もちろん、「新鮮なものを加熱処理して」ですよ。
貝類
大人もノロウイルスで苦しんでます。
あさり、はまぐり、牡蠣などは危ないです。
加熱処理をすればいいと言われますが、絶対大丈夫とは言い切れませんので。
厚生労働省は、「ノロウイルスの汚染のおそれのある二枚貝などの食品の場合は、中心部が85℃~90℃で90秒以上の加熱」を推奨しています。
銀杏
大人でも、銀杏を食べ過ぎるのは良くないって聞きますね。
銀杏中毒になる恐れがあるので。
まぁ、赤ちゃんに銀杏って、そうそう与えることはない(?)と思いますが、万が一がありますからね。
腹痛、嘔吐、けいれんなどの中毒症状が出たり、最悪、死に至るそうです。
中毒症状が出るというのは、銀杏をたくさん食べた場合ですが、その赤ちゃんにとってどの量がたくさんなのかは分からないし、与えない方が無難です。
一般的に、子供なら、5粒以上は食べ過ぎ。大人でも、10粒以上は食べ過ぎです。
黒砂糖(黒糖)
蜂蜜ほどではないけれど、黒砂糖にも土壌や泥砂中のボツリヌス菌が含まれている可能性があるようです。
コーヒーやお茶
カフェインが多いものはNGです。
さすがに、コーヒーを与えることはないでしょう。
お茶に関しては、カフェイン量が少なく体にも良い、ほうじ茶を薄めてあげると良いですね。
麦茶はカフェインゼロですが、体を冷やす作用もあります。
加工食品
ハム、ソーセージ、ベーコンなどです。
脂肪分や塩分が多く、内臓が未熟な赤ちゃんには負担が大きいです。
食べさせるなら、離乳食完了期(1歳~1歳6か月ごろ)にするのが無難。
刺激のあるもの
にんにく、生姜、からし、唐辛子、コショウ、わさびなど。
普通の感覚ならこれらを赤ちゃんに与えることはないと思いますが、一応。
アレルギーを起こしやすい食材
アレルギーと聞いて多くの人が頭に浮かぶものですね。
卵、小麦、牛乳、チーズ、大豆、そば、落花生、エビ、イカ、カニなど。
窒息の危険のあるもの
ナッツ類、こんにゃくゼリー、のり、餅など。
何かを喉に詰まらせるというのは、とても怖いです。
これらを与えて、わざわざリスクを高める必要はありません。
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初めての食材を与えるとき
赤ちゃんにとって初めての食材を食べさせる時は、アレルギーがあるかどうかが心配ですね。
なので、アレルギーが出る可能性を考慮して、1種類だけを食べさせるようにするのがポイント。
卵と小麦など、複数の食材を一度に食べてしまうと、何に対してアレルギーが出たのかが分からないです。
また、与えるタイミングとしては病院(小児科)が開いている時間帯がいいです。
もしアレルギーが出たら、病院に連れていけますから。
なので、夜や病院が開いてない日は避けるのが吉。
赤ちゃんが便秘の時
赤ちゃんが便秘の時には、便秘解消になる食材を食べさせてあげたいです。
食物繊維が豊富に含まれた、バナナ、りんご、かぼちゃ、さつまいも、などの果物や野菜が離乳食向けの食材としておすすめです。
納豆も食物繊維が豊富ですが、離乳食初期のうちは、湯通しをしてすりつぶしてから与えるようにしてください。
便秘かどうかの判断
赤ちゃんのうんちの回数が、数日に1回でも、便秘だとは言い切れません。
赤ちゃんによって違うし、その子のペースがあるからです。
回数は目安の一つであって、大事なのは赤ちゃんが機嫌よく過ごしているかということです。
数日間出てなくても、機嫌は良いし、飲みっぷり・食べっぷりもいつもと変わらず、出方もスムーズ(硬くない)なら、特に問題なしですよ。
喉に詰まらせたら
赤ちゃんが何かを喉に詰まらせた時は、大人も焦ってしまって、その場で応急処置の工程を丁寧に思い出すことは難しいです。(慣れてる人は別ですが)
なので、この画像の形を覚えておきましょう。
・頭を体より下に
・顎(頭)を支えて
・背中の真ん中あたりを何度も強く叩く
見ておくだけでも違います。
さいごに
「赤ちゃんの食べ物で注意する物」をメインに紹介しました。
今回挙げたものをまとめると、
生もの(刺身)
青魚
貝類
銀杏
黒砂糖
コーヒーやお茶(カフェイン少なければOK)
ハム、ソーセージ、ベーコン
にんにく、生姜、からし、唐辛子、コショウ、わさび
卵、小麦、牛乳、チーズ、大豆、そば、落花生、エビ、イカ、カニ
ナッツ類、こんにゃくゼリー、のり、餅
こうして見ると結構ありますね。
事が起きてからでは遅いので、注意してあげて下さいね。