最近は油ブームですよね。油が健康に良いって色んな所で目にします。
で、その中の一つに亜麻仁油があります。
これは健康や美容にいいって話題です。
今ではブームに警鐘を鳴らすためなのか「健康に効果的」とは逆の「亜麻仁油は危険」なんて情報もあります。
(危険っていうのは、亜麻仁油の摂取量や食べ方に問題があるということです)
今回は、ジョブチューンという番組で亜麻仁油の効果・効能や食べ方を紹介していたのでまとめておきたいと思います。
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亜麻仁油の効果 高血圧の予防・改善
高血圧は、心不全や脳梗塞など突然死の原因にもなるもの。
多くの人がコレを気にしていますよね。(高血圧の人は、最高血圧が140mmHg以上または最低血圧が90mmHg以上になる人のこと)
番組で紹介されていたのは、亜麻仁油が高血圧予防・改善に効果があるというもの。
なぜ亜麻仁油が高血圧予防に良いのか。
それは亜麻仁油にα-リノレン酸という成分が豊富に含まれているから。
α-リノレン酸は体内に入るとEPAやDHAという成分に変わります。このEPAやDHAに血管が硬くなるのを防ぐ効果があります。
番組では「α-リノレン酸(1日に大さじ約一杯分)を12週間摂った時の血圧変化」を紹介していました。
結果は「約10mmHg下がった」というものでした。
α-リノレン酸は亜麻仁油以外の油にも含まれています。
(100gあたり)
・菜種油 7.5g
・コーン油 0.7g
・オリーブ油 0.6g
・ゴマ油 0.3g
ですが、亜麻仁油だけは57gとダントツで多いんです。
また、
EPA・DHAが豊富な食べ物と言えば、青魚ですよね。
1日に必要なEPA・DHAの摂取量は約2gなんですが、これを魚で摂るならサンマ半身とかイワシ2尾を食べないと摂れません。
でも亜麻仁油なら小さじ1杯で摂れます。
普段、青魚を全く食べないという人にとっては嬉しい話ですね^^
亜麻仁油の食べ方・摂り方
亜麻仁油は加熱すると酸化して味や風味が悪くなります。
また、α-リノレン酸も損なわれるので加熱はNG。
なので、料理に直接かけて食べるのが効果的な食べ方となります。
焼鮭にかけたり、味噌汁に入れたり、刺し身や玉子焼き…なんでもいけます。
(※ジョブチューンの内容はここまで)
亜麻仁油は危険?効果なし?
亜麻仁油は危険とか効果なし(摂る必要がない)って話があるんですが、
調べてみると、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸の話が出てきます。(オメガ3がイイとか聞いたことある人もいると思います)
これらはどちらも大事なものなんですが、一般的に(私達の普段の生活からは)オメガ3よりオメガ6の摂取量が多いと言われます。
だから「オメガ6を少し控えてオメガ3を摂るとイイ」ということで亜麻仁油やえごま油がブームになっているわけです。
でも、魚をよく食べる人なんかはオメガ3は足りているし、そもそも偏った食事をしていなければ(バランス良い食生活をしていれば)オメガ3もオメガ6も十分足りているというデータもあります。
つまり「亜麻仁油(オメガ3)を積極的に摂る必要はない」と考えられるということ。
そして、そう考える人が「亜麻仁油が危険、効果なし」と言ってたりします。
実際、足りているのであれば積極的に摂る必要はありませんよね。過剰摂取になってしまいます。
過剰摂取が続けば当然それは「危険」なものになっちゃいます。
「健康に良いって言われてるから」ではなく、自分の食生活と見合わせて必要かどうかを決めましょう!ってことですね。
また、油は油なので「たくさん摂取することが良いわけではない」という前提を忘れないようにしましょう。
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まとめ
亜麻仁油の効果・食べ方についてお伝えしました。
今回のテーマでは高血圧の予防、改善に良いということでした。
ポイントは、
ということ。
取り入れるなら、1日小さじ1杯程度から試すのが良さそうです。
「魚を食べない日は亜麻仁油を少しかける」っていう使い方もいいかもしれません。
摂り過ぎには注意してくださいね。
亜麻仁油はサプリで摂ってもOK?
亜麻仁油はサプリで摂るのもアリです。
普通に摂取するのは
・味・ニオイにクセがあって苦手
・続かない
・酸化する
というデメリットもあります。
手軽に続けるならサプリは有効な手段ですね^^
亜麻仁油だけじゃなくアルガンオイルが配合されているのも嬉しいポイントです。