お通しと突き出しの違いは何?本来の意味や由来は

お通し 突き出し 違い

お通しと突き出しの違いって何でしょう?

居酒屋に行くと「お通しです」と言われることもあれば「突き出しです」と言われることもあります。

その時は特になんとも思わずスルーしてました(…というか言い方が違うだけで同じものだと思っていました)。

でも、違う言い方をするということは何か違いがある可能性が高いですよね。

今となっては同じものを指すけど、元々は違うものだった…とか。

ということで、

お通しと突き出しの違いをチェックしてみました。

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お通しと突き出しの違い

お通しと突き出しについて、いろんな解説があります。

いくつか見てみてみると違いが分かってきます。

お通し

・お通しは、最初に注文したの品が来るまでのつなぎとして出す簡単な料理
・注文を板場に通した、ということの証明としてとりあえず出す料理
・「調理場に注文を間違いなく通しました」という意味
・客を席にお通しするという意味
・店にやってきた客が料理を注文する、その注文を了解したという意味で出されるもの。つまり「料理の注文とその了解」の結果として出されるのがお通し

お客さんを席に通しましたよ」「注文を厨房に通しましたよ」って意味があるんですね。

(「注文を厨房に通しましたよ」のほうが意味合いが強いのかも)


突き出し

・とりあえず最初に突き出す料理
・突き出しは本料理の前に出す軽い料理
・突き出しはあらかじめ献立の中に組み込まれている料理
・「突き出し」には初めて出る仕事の意味がある

遊女として初めてする仕事あるいは素人がいきなり遊女になってする最初の仕事を「突(き)出し」と表現していたようで、遊郭言葉が転じて初めて出す物にも使われるようになった(とも考えられる)
・江戸時代に遊女の初夜を「突き出し」といったところから、初出の料理を「初夜」にもじってそう呼ぶようになった

こっちは「コース料理の最初の一品」みたいな意味があるんですね。

大衆居酒屋で出てくる突き出しに、こんな意味はないでしょうけど^^

あと、

遊女うんぬん…のような色っぽい解釈もあって面白いですね。

  
ということで、

違いがわかりましたね。

ちなみに、私が「なるほど~」と思った解説がこれ↓

お通しと突き出しの違いは、それを出す側の意図するものが違っていて、

お通しは客が来たことを板前(キッチン・厨房)が了解したという合図のために出しているもの。

また、一品目が来る前にお酒を飲むお客に空腹のまま飲まさないためのもの。

突き出しは「店側が料理を出して、うちではこういうものを出していますが何を注文されますか?」という意味を暗にこめて出しているもの。

なるほど~…ってなったでしょうか?(笑)

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さいごに

お通しと突き出しの違いをチェックしました。

今では同じ意味で使われることが多いですが、元々は全く違う意味のものだったんですね。

ちょっといいお店ならちゃんと区別しているのかもしれませんが、大衆居酒屋なら区別してることはまずないでしょう。

元々の意味からすると、私達が普通の居酒屋で受けるものは「お通し」という方が正確なのかも。


ちなみに、

関東地域ではお通し、関西地域で突き出しと呼ばれることが多いそう。

関東で突き出しと言うと、ちょっと乱暴な言葉に聞こえてしまうこともあるようです。

お通し

突き出し

確かに、「お通し」のが上品に聞こえるかも。

「お」が付いてますしね(笑)

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