ひき逃げの心理とは?「怖くなって逃げた」は本当なのか

ひき逃げ 心理

ひき逃げの心理って何でしょう。

逃げたら余計に罪が重くなることは分かっているはず。

それでも逃げる。

よく「怖くなって逃げた」と聞きますが、これって本当なんでしょうか。

人を轢いたという事実に怖くなったのか、逮捕されるのが怖くなったのか…あるいは他に何かあるのか。

ひき逃げの心理について調べてみました。

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ひき逃げの心理

本能

逃げてしまうのは人間の本能だという意見があります。

・強いストレスに会った時に「逃げる」ことが本能的に備わっている

というもの。

確かにこれはあると思います。

自分を守るための防衛本能ですよね。

野生動物の世界であれば、基本的には「逃げる」が正しい選択ですし。

ただこれを、人を轢いてしまったときにやってしまうと非常にマズい。

なので、理性で本能を抑えなければいけません。

パニック

パニック状態になってしまうというのは十分に考えられます。

これは本能も関わっていますよね。

冷静でいられないということなので。


犯罪者の心理を研究している教授(社会心理学)の話を引用すると、

大なり小なり心理的にパニック状態になり、まともな行動がとれなくなる。

例えば、

運転席から立てずハンドルを握ったままひたすら運転し続ける

119番をしようと思っても電話のボタンを押すことができないなど

といったケースがあるようです。


こういう状態の心理は、わりと想像しやすいですね。

「どうしよう、どうしよう」って動揺している時は普段通りには動けないという体験をしたことがあるんじゃないでしょうか。

もしそれが「人を轢いた」という状況だったら…

私は、すぐに冷静な判断ができると断言はできません。

捕まりたくない

ひき逃げの罪は重いので、捕まりたくないから逃げる。

ひき逃げのニュースなどを見たときに思うのがこれですよね。

犯人は捕まりたくないから逃げたんだ」と。


確かに「捕まりたくないから逃げよう」の一心で逃げる人はいると思います。

悪質なタイプです。

でも、

事故の瞬間に「罪が重い、捕まりたくない」という考えが頭の中にどれくらい出てくるかな?とも思います。

全然ないとは言えませんが、多くの人はまず「どうしよう」で頭がいっぱいになるんじゃないでしょうか。

普通の人なら。


あ、飲酒運転で事故を起こした場合は論外です。

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人身事故の体験から心理を知る

人身事故を起こしたことのある人の話を聞くと、その心理が分かるかもしれません。

・事故の瞬間、本当にスロー再生を見ているように相手がどんな状態で倒れていくか見えます。
・もうやってしまったという思いで頭がいっぱいになります。
・すぐに車を降りて駆け寄り大丈夫かなどと声はかけられますが、救急車をよぶという判断にまで時間がかかったと思います
・引いた人にしか分からない、物凄い動揺というか焦りというか物凄い感情がその瞬間に生まれます。
・これからの自分の人生・家族の人生、とにかくいろんな事が一瞬にして頭をグルグル駆け巡ります。
・全てがスローモーションに見えて、その間にフラッシュみたいにいろんな事が頭に浮かんで、同時にブレーキも踏むけど瞬間的に「間に合わない」という判断と、この後どうすべきかっていう事とか、この引かれる子の人生がどうなるのかとか、家族はとか、とにかくスゴイ感情が生まれます。
・人は「パニくった」という言葉で表現してしまいますが、たしかにパニくるんです。ただ、パニックという言葉では表現しきれないパニックです。
・表現できないような感情の中、適正な判断を瞬間的にできるかと言われれば、もしかしたらできない人間もいるかもしれない…というくらい本人にしかわからない感情が生まれている

走馬灯のようになることがある、いろんな感情が頭を巡る…ということなので、

一言で言えば、やはり「パニック」になってるってことだと思います。


あと、このスローになるってよく聞きますよね。

これは脳の処理速度が加速しているからで、色々と思い浮かぶのも脳が自分のデータベースの中を検索しているからなんだとか。

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さいごに

ひき逃げの心理について調べてみました。

やはり一番は「パニック」になるというのが理由のようです。

(どこかで「実は冷静だ」という話を聞いたことはありますが)


まぁ、事故の程度にもよります。

軽く当たっただけだから、そのまま行っても大丈夫」と考える人もいるでしょう。

それはパニックとは対極の感情ですね。


人を轢いてしまったときに逃げないようにするには、

一度自分が事故を起こしたと想像してみる。

そして、「逃げない」と覚悟を決めておく。

というのも一つの方法です。

考えたことがあるかないかは結構重要ですよ。

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